「みどりのある街角 くれ西中央」では、
“自然と共に暮らす、豊かな街づくり”と同じくらい、
“もしもの時に、ちゃんと守れる街であること”も大切なテーマにしています。
その象徴となる設備のひとつ、
災害時に炊き出しなどに使える「かまどベンチ」が、このたび完成しました。
防災に目を向けた街づくり
地震や豪雨、停電や断水。
大きな災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。
「みどりのある街角 くれ西中央」では、
ふだんは暮らしの風景になじみ、
いざという時には“頼れる存在”になる設備を、まちの中に組み込んでいます。
そのひとつが、すでに設置している防災用の井戸ポンプ。
そして、今回完成したかまどベンチです。
かまどベンチって、どんなベンチ?
かまどベンチは、
平常時と災害時で役割がガラリと変わるベンチです。
ふだんは
ゆっくり腰かけておしゃべりしたり、
子どもを見守りながらひと休みしたりできる、
“いつものベンチ”。
災害時には
座面を外すと、中からかまどとして使える部分が現れ、
大鍋をかけて炊き出しをしたり、お湯を沸かしたりできる、
“非常時のかまど”に早変わりします。
見た目はごく普通のベンチ。
でも、その中には「もしも」の時に備えた工夫がぎゅっと詰まっています。
「水」と「火」で、暮らしを支える
分譲地内には、災害時に水道が止まってしまった時でも
生活用水として活躍する井戸ポンプも備えています。
井戸ポンプで「水」を確保する
かまどベンチで「火」を使える
この2つが揃うことで、
炊き出しや簡単な調理、温かい飲み物を用意することができる環境が整います。
大掛かりな設備ではなくても、
「水」と「火」があるだけで、人はほっとできます。
不安な状況の中でも、温かいご飯やスープがあることは、
心の支えにもつながります。
ふだんから使い、自然と“防災”に触れる場所に
かまどベンチは、災害時だけの特別な設備ではなく、
ふだんから住人さんに使っていただける“街のベンチ”です。
子どもたちが遊ぶのを見守る場所として
ご近所同士でちょっと話すきっかけとして
散歩の途中に一息つくためのベンチとして
日常の中で何気なく使っていただきながら、
年に一度の防災訓練や、自治会のイベントなどでは、
実際にかまどとして使ってみる。
そんなふうに、
「防災」を特別なものにせず、暮らしの延長線上で意識できる場に
育っていくことを願っています。
見学の際は、ぜひ「ベンチ」にもご注目ください
分譲地をご覧いただく際は、
建物や区画だけでなく、
ぜひこのかまどベンチと井戸ポンプにも目を向けてみてください。
ふだんは街角をやさしく彩るベンチ
非常時には、みんなを支える“まちの小さな拠点”
「みどりのある街角 くれ西中央」が目指す、
“自然とともに、そして安心とともに暮らせる街”を
感じていただければ嬉しいです。
